ボトル二本とチョコレート
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狭く深くを信条としているつもりがいつの間にか広く浅くになってしまう.....

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KeithとOpen-G

08 17, 2011 | Music & Guitar

4 Comments
タイトルをみて、"オッ"と思っていただいた方、ハイ、あなたの事が大好きです(笑)。


今日なんとなく立ち寄った本屋さんにこんなものがありました。

110817 キース本

内容は、キースリチャーズのギターを中心とした写真や、キースの奏法解説等、まぁありがちなギター
雑誌が編集するギタリスト特集です。個人的にはこんなんで「ロックのカリスマ・・・偉大なる50年」なん
てサブタイトルは少々、おおげさだなぁなんて思いましたが、キース・フリークである元ZIGGYのギタリス
ト松尾宋仁氏のインタビューが面白くて、ちょっと見入ってしまいました。

冒頭のOpen-Gというのはギタリストの方ならご存知の通り、ギターのチューニングの事で普通はレギュ
ラーチューニングといって、6弦(太い弦)からE-A-D-G-B-Eって感じでチューニングをします。これを、D
-G-D-G-B-DにチューニングしたのがOpen-Gです。レギュラーチューニングの場合は、ギターを弾く時
にコードというものを押さえないと音楽にならないのですが、Open-Gはなんにも押さえずにジャラーンと
鳴らすと、それだけでコードが弾けてしまう、魔法のチューニングなんです。(ウソです、ホントはもっと奥
が深かったりします。)魔法というか魔性のチューニングですね、一度はまると抜け出せないという、とて
も危険なチューニングです。元々はブルースギターのスライド奏法によく使われるチューニングで、マ
ディ・ウォーターズなんかが有名ですね。

で、キースはこのチューニングの名手で、これをロックンロールに使っちゃうんです。この発想が素晴らし
いというか、きっかけはなんだったのかとても知りたいです。キースのトレードマークのテレ・キャスター
のほとんどはOpen-Gにチューニングされています。

キース御大のOpen-Gはちょっと変わっていて、「6弦はなんていらねぇ」ってんで6弦を外して5弦で使っ
ておられます。なかなかキースらしい潔さよさと言うか、いいですねぇキース。

キースの愛すべきギター「ミカウバー」です。ちなみに色違いの別バージョンは「マルコム」らしいです。
ミカウバーB
ほら、6弦がないでしょ、ご丁寧にサドルも外されちゃっています。というかこれ、6連サドルなんですね、
この年代のテレキャスは、大体3連サドルなんですけどね。この辺り、キースの意外な真面目さを感じま
す。なぜなら絶対こうしたほうがチューニングが安定します。そう考えると6弦のサドルとったのも演奏性
を考慮してなのかも。このほうがミュートがやりやすい気がするし。P.Uもフロントはギブソンの古いレス
ポールに付いていたP.A.Fに変えられています。このフロントPUとリアPUのハーフトーンがキースのサウ
ンドの秘密であると分析されていました。適当にチューニングを変えただけのように見えて、実は緻密に
練り上げられたアイデアが満載のギターなのです。

このOpen-Gチューニングより、編み出された名曲は、数知れず....
「Brown Suger」
「Honkey Tonk Women」
「Start Me Up」
「Happy」
「Sway」
「Rocks Off」
また、Open-Gの4カポで
「Jumping Jack Flash」
「Tumbling Dice」
「Street Fighting man」
等、挙げはじめたらキリがありません。どうですか、凄いでしょ。

前置きがえらく長くなってしまいましたが、松尾氏のインタビュー件なのですが、福岡から東京に出てき
て、ローリング・ストーンズのコピーバンドを見た時に、そのほとんどがOpen-Gを知らずにレギュラー
チューニングで弾いていたって話で、その時に、「みんな知らねぇんだ、シメシメ、黙ってよう。」なーんて
思ったとか。

当時は多かったんじゃないかな、意外と知られていなかったキースのOpen-G。あるいは知っていても、
あえてチューニングを変えなかったとか。実はキースのOpen-Gによるリフワークはレギュラーでもある
程度弾けてしまいます。ほとんど、2、3、4弦しか使いませんが。当時の楽譜もレギュラーでの解説が多
く、Open-Gで解説されていたのは極わずかだったような気がします。しかしこれが全くもったいない!、
一回Open-Gにして弾いてみると音の厚みが増してキースのあの音が出るんです。これはね感動しま
すよ、ホントに、自分で弾いてて鳥肌が立っちゃったもの。

実は僕も(低いレベルのところで...)松尾氏と同じような体験をしています。僕がオールディーズのバンド
をやっていたころでした。バンドでは、50'Sをやっていたのですが、実はこの頃すでに気持ちはローリン
グ・ストーンズにあって自宅ではOpen-Gばっかり弾いていました。その当時の対バンにストーンズのコ
ピーをやってるバンドがあってキースのパートをレギュラーで弾いてたんです。

そのころはちょっとだけOpen-Gが弾けた気になって根拠のない自身もありライヴ後に、そのバンドのと
ころに行って「今度、練習いつ?一回参加させてくれない」って言って、半ば強引にその練習に加わりま
した。自分でもびっくりするほどの行動力です。たしか「Brown Suger」と「Start Me Up」だったと思いま
す。がっつり、Open-Gで弾かせてもらって、そりゃもう気持ちいいわけですよ生バンドで演奏するのは。
で、そのバンドから「明日っからうちでやってよ」って誘われます。もうね、今までのギター歴の中で一番
嬉しい瞬間でしたね。で、そのバンドはギター1本の4人編成だったので、それまでのギタリストさんに
は申し訳ないけど、ロニーになっていただきました、というか本人その方が良かったみたいです。

そんな事をインタビュー記事を読みながら思い出しては、ニタニタしていたかも。それを見られちゃったら、
どう見ても気色の悪いオッサンの図ですね(笑)。

当時から使っている僕のギターです。一本しかないので、レギュラーとOpen-Gをとっかえひっかえしな
がら弾いていました。Open-Gの時の6弦はブリッジ下に挟んでいましたので意外と演奏性は悪くありま
せんでした。ただし、見た目はあまり良いとは言えませんでしたけどね。
110817 My guitar
このステッカーはそのバンドをやっている時に貼ったもので、当時はキースにどっぷりなんだけどテレ
キャスが買えず、ステッカーでストーンズフリークという事を表現しているというのが、とてもわかりやす
い仕様になっています(笑)。このステッカーは、初来日のときのグッズだったかと思います。


キース本と言えば、これを持っています。これはなかなか面白かったですね。多分、Open-Gを知るきっ
かけになったのはこの本だったんじゃないかと思います。
110817 キース本2

そう言えば、最近こんな本が出ていますね。
110817 ライフ
どなたか、読んだ方はいらっしゃいますか?是非感想を聞きたいです。

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