ボトル二本とチョコレート
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狭く深くを信条としているつもりがいつの間にか広く浅くになってしまう.....

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午後8時半の奇跡

06 10, 2014 | Music & Guitar

4 Comments
午後8時半、帰宅途中の出来事。

窓を全開にし、ちょっと湿ったアスファルトの匂いに季節を感じながらクルマを走らせていました。

自宅近くの交差点は青から赤に変わろうとしています。

飛ばせば間に合うタイミングだけど、「そう急ぐ必要もないか。」とクルマを停めました。

交差点で停止すると角のインド料理屋から漂うカレーの匂い。

カーステレオはBilly Joelの「Cold Spring Harbor」よりTomorrow Is Todayを流し始めます。

この瞬間どういうわけか、どうしようもないほど懐かしい気持ちになったのでした。

「なぜだろう?」、帰宅後、風呂につかりながらそれを考えます。

しばらくして「あ、思い出した!。」

18歳初夏、東京の生活にも少し慣れてきたころの話。

夜、自宅アパートへの帰宅途中、山手線の渋谷駅からバスで富ヶ谷方面へ帰るはずが、その日はな
ぜか歩きたくなり、電車を降りるとハチ公前へ向かいスクランブル交差点を渡っておもむろに道玄坂へ。
そこを上って246号線を経て山手通りを歩きやっと自宅につきそうだという辺りでみつけた小さな洋食屋。

そこから漂う、とてつもなく美味そうなカレーの匂い。

多分その時ウォークマンから聴こえていたのがこのTomorrow Is Todayだったんだと思います。

まるで生き物のような道玄坂の華やかさと山手通りの無機質な寂しさ。

都会の生活に慣れていく過程で都会の現実にも戸惑いを覚え始めた頃の一瞬の癒しでした。

それ以来、帰宅途中に何度も何度も入ろうかと思ったけど結局行くことはなかった小さな洋食屋。

今でもそこにあるのだろうか。

梅雨の晴れ間、午後8時半、全開の窓、赤信号、アスファルトとカレーの香り、
そしてビリー・ジョエル。

すべてが絶妙なタイミングで融合し感じることのできたこの奇跡。

大丈夫、俺にはまだツキが残ってる(笑)。

14061001 ビリーB

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